福岡県北九州市門司区の松山ピアノ教室(ソルフェージュ・音楽教室)の講師(松山益代)です。
『『耳コピ』のレッスンについて♪』
最近、
「耳コピができるようになりたい!できれば自分で楽譜が書けるようになりたい」
と希望されるかたが増えてきました。
とてもうれしく思います。
当教室では、
「耳コピ+楽譜起こしのレッスン」
に関しては、まず、
ピアノのレベルが中級以上のかた
楽典が、大学入試程度理解できる(最低限)かた
からを対象にさせていただいています。
入試などの聴音のテストは、テスト直前に拍子と調を教えてもらえます。
耳コピでは、そのような事前情報など無いので、
自ら「聴き取って書く力」が必要です。
それには、
1.リズムのレッスン
16分音符が聴き取れるだけでは不十分なので、
複雑なタイを付けたリズムや
途中で拍子が変わった時などに対応できるように、
大学入試レベル以上のレッスンが必要になります。
2.素早くメロディーを聴き取り楽譜を作成するには
- 全調での音階の練習
- カデンツの練習
- テンションコードの勉強
「和音の勉強は調号を1つずつ増やして練習する」と
「半音ずつキーを上げて1オクターブ上にたどり着いたらまた下がって練習する」
の2種類の方法を行ないます。
※1、2は、ほんの一例です。
「ピアノは中級に入り始めたばかり」
「楽典・聴音の勉強を全くしたことがない」
「でもいろいろなレッスンを今すぐ始めたい」
と言われる方はたくさんいらっしゃいますが、
その前に『土台作りをしてから』という事で
いつもお話をさせていただいています。
「早くいろいろな事にチャレンジしたい」
という気持ちは良く分かります。
(昔は私にもありました・・・)
でも、
「土台がしっかりしていない土地に大きな家が建たない」
ように、
ちょっとした土台で無理に難しいレッスンを
してもなかなか身に付かないものです。
まずは『基礎をしっかり身に付け』ましょう。
高い山に登るために♪♪
最後までお読みくださりありがとうございました♪(^_^)
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