入試・耳コピに役立つ楽典講座♪ (Part 3)

福岡県北九州市門司区の松山ピアノ教室(ソルフェージュ・音楽教室)の講師(松山益代)です。

調の判定ができるためには・・・

今回はこの例題を取り上げてみましょう。

<図1>
入試・耳コピに役立つ楽典講座♪ (Part 3)の画像1

対象は図1の「5.」からの2行です。

♭(フラット)が「レ」の音まで付いている
(♭の調号の増え方は、シ・・・ミ・・・ラ・・・「レ」・・・)
ので、

フラット調号4つの調だと考えると、

As dur」か「f moll」です。
(※詳しい説明は省略します)

<図2>
入試・耳コピに役立つ楽典講座♪ (Part 3)の画像2

「As dur」なら図2の3番の音階になります。
(Dur の場合は上行形、下行形とも同じ)

「f moll」なら図2の2番の音階になります。
(moll の場合は旋律短音階の上行形は主音から
数えて6番目と7番目が半音上がる)

この場合の答えはf mollです。

今回のポイント

曲の始めが「ド」でハ長調の音階のように感じる

ので

音階のスタートを答えかも知れない調の主音から

に変えて考えてみると分かり易い

と思います♪

最後までお読みくださりありがとうございました♪(^_^)

 

 

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