今日は「子どものバッハ」から…
ブルグミュラー併用曲集などで、あまり見かけなくなった
「アレグロ(ト短調)」
を弾いてみました。
(中間部は平行調の変ロ長調になっています)
最近の改訂版では、
- バッハの曲のスラーのつなぎ
- スタッカートの切り方
が、弾きやすいように
「右・左」が同じになってしまっているものが多くあります。
「バッハは、右・左の手を独立させるために曲を書いた」とも言われています。
そこで当教室では、
「わかりやすくなっている版」ではなく、
上記の
「こどものバッハ」を生徒さんにお渡しして、
(理由は、インヴェンションをより理解し易くしていただくため)
数曲弾いていただいています。
ちなみに、
この考え方が絶対正しい…と言う訳ではありませんが、
「最新版の教材の方が常に優れている」
…という考え方ではなく、
当教室では、
生徒さんの進みたい方向をよくお聞きし、一人一人の個性を見ながら教材を決めています。
このことは決して、古いモノに固執するという訳ではなく、
古いモノでも良いモノはたくさんあると考えているからです。
「こどものソナチネ」
から、一曲弾いてみました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました(^ ^)
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