☆~2楽章の勉強は大切♪~☆

福岡県北九州市門司区の松山ピアノ教室(ソルフェージュ・音楽教室)の講師(松山益代)です。

~2楽章の勉強は大切♪~

ソナチネ、ソナタの2楽章というと、1楽章、3楽章に比べ・・・

Larghetto」や「Adagio」などのゆったりした小節数の少ない曲が多いですよね。

下図は、ソナチネアルバムⅠの9番の2楽章の一部です。

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上図を見て、

「このようなバイエル中間程度で充分弾ける曲を、いまさら練習する必要があるのか???」

・・・と思いますか?

はい、練習する必要があります。

『ゆったりとしたメロディーを「dolce(歌うように)」、「p(弱く)」でレガートに弾く』

ためには、

「16分音符をスラスラ粒(つぶ)をそろえて弾けるようにリズムをいくつも変えて練習する」

「ゆっくりマルカートやスタッカートで練習する」

のとは全く違う練習が必要です。

また、「技術的な練習のみをくり返し」ても、すぐには身につきません。

私の恩師である杢野保太郎先生は、「2楽章の勉強をとても大切に」しておられました。

「簡単な2楽章を飛ばして、すぐ3楽章を練習したい」

「どうせ練習するなら自分の好きな曲を練習したい」

という気持ちは、分からないでもありません。

しかし、

自分の好きな曲をスラスラと弾く自由を得るため』には、

基礎となる指の練習、テンポの速い曲、ゆったりした曲、バッハの勉強、ソルフェージュの勉強

などを、バランスよく毎日少しずつコツコツ積み上げる『自由を得るための土台作り』が必要です。

「せっかく指も速く動くようになったのに、簡単な曲に逆戻りする」なんて・・・。

いいえ、

もう一段上の技術を学ぶ1つレベルの高い練習」だと思います。

逆戻りではない」ですよ♪♪

 

 

 

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