福岡県北九州市門司区の松山ピアノ・ソルフェージュ・音楽教室
の講師(松山益代)です。
短調の和音
今回は、長調・短調の各音階上の
和音の違いを見てみましょう。
☆moll(短調)の時は、和声短音階を用います。
下の表は、
ハ長調と同主調のハ短調のよく使う
「Ⅰ、Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ」です。
先日の30代(男性)生徒さんの
レッスンでは、ハ長調の曲の途中を
平行調 イ短調に転調させ、
Ⅱm7(♭5)ーⅤ7ーⅠmを使って
曲を作ってもらいました。
ハ長調では、
Ⅱm7ーⅤ7ーⅠ(Dm7ーG7ーC)
イ短調では、
Ⅱm7(♭5)ーⅤ7ーⅠm(Bm7-5ーE7ーAm)
短調では和声短音階を用いるため、
第7音を半音上げるので
Ⅴの和音の第三音が半音上がり、
同主調のⅤの和音と同じ響きになります。
Ⅱの和音は、
長調では短三和音になりますが、
短調では減三和音になります。
長調の曲の途中を、
短調に転調させると長調だけの時とは
違った感じの曲ができます。
レッスンの終わりに、
曲を作ったり和音の勉強をし、
「楽譜の中身がどう構成されているのかを知ることはとても楽しい」
とうれしい言葉をいただきました。(^_^)
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