福岡県北九州市門司区の松山ピアノ教室(ソルフェージュ・音楽教室)の講師(松山益代)です。
これから楽典を学ぶ人のために気をつけたいポイント♪
今回は「移調」の問題を取り上げます。
「移調」ができるようになると、
歌の伴奏の「キー」を変えたい時などに役立ちます♪
移調とは・・・
ある曲を曲の各音の相対的な音程関係を変えずに
そっくり別な高さに移すこと
です。
モーツァルトのソナタ
を題材にしました。
<問題>
この曲の1小節目と2小節目を短2度低く移調して調号を用いず、臨時記号で書きなさい。
という問題が出たとします。
先ず、この曲は「ヘ長調」なので短2度下の調は「ホ長調(調号♯4つ)」です。
下図に、
1.調号を用いた場合
2.臨時記号を用いた場合
の2つを書きました。
☆ポイント☆
「移調の問題で気をつけること」は、
調号を用いて書くのか、
臨時記号を用いて書くのか
を間違えない事と、
基の楽譜に調号の他に臨時記号が無いか
を確認する事です。
この問題の「2小節目」に、
臨時記号(赤丸)が付いているので、
答えを書く時に忘れないように
チェックしましょう♪
最後までお読みくださりありがとうございました♪(^_^)
コメント