福岡県北九州市門司区の松山ピアノ・ソルフェージュ・音楽教室の講師(松山益代)です。
調号の多い曲を素早く譜読みするためには・・・?
今回も前回と同じで、
音階を弾いてみる(両手)
(できれば全調)
カデンツを弾いてみる
(基本形→第一転回形、第二転回形)
(できれば全調で)
といつも、
スピード耳コピを含めて
同じ内容なのですが…。
今回弾いた西村由紀江さんの
「道の向こうには」と言う曲は、
調号♯6つでFis dur(嬰ヘ長調)です。
ここで、楽典のお勉強を少し♪(^_^)
実は、この二つの楽譜は、弾く音は全く同じです。
Des dur = Cis dur
Ges dur = Fis dur
Ces dur = H dur
b moll = ais moll
es moll = dis moll
as moll = gis moll
楽典では、長短合わせて「30」の調を習いますが、
実は、同じ音を弾く上記を弾くと「24」になるんです。
じゃあ、「24」種類だけ覚えれば良いのでは?
と思うかもしれませんが、
私個人としては「30」の調を理解し、
たとえ弾く音が同じ調でも
両方を見てさっと弾けるように勉強することを
お勧めします。
(いろいろな場面で役に立ちます)
土台が大きければ大きいほど高い山ができる…
と思っています♪
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